橋本 Hashimoto   Baku

橋本 Hashimoto   Baku

Critical Code Studies (メモ)

このページは個人的なメモ書きです。何かあればご連絡ください。

やっぱり Marino Mark C.が中心人物っぽい

https://scrapbox.io/hysysk/Marino,_Mark_C._"Critical_Code_Studies

Casey Reasもいっちょ噛みしている。2016年にBitform galleryでみた「10 PRINTS」の展示とか。


以下、Wikipediaよりchatgpt.icon翻訳 + 加筆。

クリティカル・コード・スタディーズ(CCS)は、新興の学術サブフィールドで、ソフトウェア・スタディーズ、デジタル人文学、カルチュラル・スタディーズ、計算機科学、HCI、そしてDIY的なメイカー文化と関連している。その主要な焦点は、コンピュータコードの文化的意義にあり、コードの機能的な目的だけに限定するわけでも、そこに収束するわけでもない。Mark C. Marino によれば、

CCS は社会‐歴史的な文脈において、コンピュータコード、プログラムアーキテクチャ、ドキュメントを解釈するために、クリティカルな解釈学(critical hermeneutics)を適用するアプローチである。CCS は、コードの行は価値中立ではなく、他の記号体系に適用される理論的アプローチに加えて、プログラムについて議論するために特に発展してきた固有の解釈手法を使って分析可能だ

と主張する。Marino が導入した当初、critical code studies は、学者が「文学作品を精読するようにコードを読み解く」ための方法だった。しかしこの概念は、Espen Aarseth の サイバーテキスト概念――「言語的記号の生産と消費のための機械装置」――にも依拠している。つまり、デジタルアーティファクトを理解するためには、そのアーティファクトの作者が使った制作ツールの制約や能力、そしてユーザがそのデジタルアーティファクトを経験するために必要な記憶媒体やインターフェイスも理解しなくてはならない、という立場だ。

クリティカル・コード・スタディーズが 2006 年以降に勢いを得た証拠として、たとえば Matthew Kirschenbaum による The Chronicle of Higher Education での記事、2011年の Modern Language Association での CCS セッションが聴衆で「満席」だったこと、クリティカル・コード・スタディーズ専門の学会の開催、そして単一行のコードの解釈にだけ特化した書籍『10 PRINT CHR$(205.5+RND(1)); : GOTO 10』 の出版が挙げられている。